その昔、江戸時代までは葬儀は夜に執り行われ、夜中を通して火葬をしていたそうです。
色々な理由があるようですが、現在のような火葬場はまだなかったので時間などがかかったようです。
この松明を先頭にし、闇夜を照らす役割を果たし、葬列を作って火葬場まで故人を送り、
そしてこの松明で、お柩に火をつけ荼毘にふします。
葬儀の式次第では、導師が松明をもち、梵字(ボンジ)や大きな円を空中に描く、この儀式を「引導(いんどう)」といいます。
なかなか意味のある仏具なんですよ、、、、。
葬祭ディレクターに聞いてみよう~松明(たいまつ)