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お葬式の「お通夜」とは何か?  ~葬儀社社員日記~

皆様こんにしだ!西田葬儀社の蜷川です。
今日の話は「お通夜」です。
お葬式はそもそも通夜・葬儀のなぜ2日間あるの?と
疑問に思われたことはありませんか?
通夜という考えは仏教、そしてお釈迦様に由来しています。

お釈迦様が入滅された際に、
弟子達は大いに嘆き悲しみました。その悲しみは深く、
十大弟子の一人の阿難さんは、その悲しみのあまり気を失ってしまいました。
弟子達はお釈迦様の説法について、お釈迦様の入滅後の7日間、"夜"を"通"して語り合いました。
ここから「通夜」という言葉が来ています。
つまりもともとは故人様の成仏を祈るための儀式ではなく
故人様をお釈迦様と見立てて、その弟子達のように思い出話を語る場のことでした。

翌日の葬儀の日は慌ただしくて、通夜のようにゆっくり思い出話を語るのは難しいかもしれません。
最後に一緒に過ごす夜だからこそ、話せる時間を大切にしたいですね。

  • この記事を書いた人
蜷川 顕太郎

蜷川 顕太郎

最後の刻も故人様らしく迎えられるように全身全霊を尽くします。

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