こんにちは、西田葬儀社 メモリアルハウス平子 桜花の伊藤克美です。
最近の日中はまだまだ暑いものの、朝夕は少し涼しくなり過ごしやすくなってきましたね。
皆様お元気でいらっしぃますか?
先日、担当させていただきましたご葬家でのお話しです。
そのご葬家はリピーターさまで、以前も私が担当をさせていただきました。
そして、前回の喪主様が今回の故人様でした。
記憶や思い出がよみがえり、私まで涙が出てきてしまいます、、、、、、。
打合せや日程が決まり、始めの儀式である枕経が終わった次の儀式は「納棺」です。
以前は故人様のお姿は白装束でしたが、最近はお好きであったお洋服や、思い出のお着物に着換えさせてほしい、というお声が多いです。
納棺の前に「湯灌(ゆかん)」といって、故人様専用の寝たままでも体を洗うことができるお風呂を準備し、ぬるま湯で洗い清めていきます。
今でこそ、専用のお風呂がありますが、昔はありませんでした。
その昔は、故人様の為に、始めに、盥(たらい)にお湯を入れ、そのあとに水を加えていき温度調節をします。普通だと逆ですよね、お水を入れ、温度調節にお湯を加えていきますものね、、、、。
その盥のぬるま湯を清潔なタオルで濡らし、家族や知人で洗い清めていきます。
葬儀担当者と、納棺の儀