お葬式とパール 葬儀色の革命装飾 ~葬儀社社員日記~

なぜ真珠だけ許されているのかは所説ありますが、
真珠は「人魚の涙」と言われているように
悲しみを表すものとして捉えられています。
また中森明菜さんの曲で「飾りじゃないのよ涙は」
の歌詞の中にも「真珠じゃないのよ涙は」という描写もありますよね。
真珠はただの石ではなく母貝が長い年月をかけて育むものであり、
古来から女性の神秘的な力を表しており「生命力」「護る」「純粋」を示します。
真珠の歴史は古く、なんと紀元前3200年前には既に存在していたのです。
あのクレオパトラが真珠を酢に溶かして飲んだ話は有名ですね。
その真珠が当時の価値で32億円ほどらしいなので、ほんま何してんねんって感じです。
またギリシャ語ではマルガリータと呼ばれ、その派生の
花のマーガレットも真珠由来、海外の女性の名前でもマーガレットさんは多いです。
また真珠のように美しい色合いであることからマーガリンの語源にもなっています。
独特な落ち着いた生命力のある光り方が、古来から人々を癒してきたのかもしれませんね。
ただし真珠のアクセサリーは一連のものに限ります。
二連だと悲しみを繰り返すことを連想してしまいますからね。
というわけでパールの話でした。

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