西田葬儀社の浅井です。
この仕事をしていると、普段暮らしていると起こらない場面に
遭遇することがあります。
例えば、故人様の死因について不審な点や不明な点があって、第三者が
遺族に解剖を勧める事がありました。
葬儀担当者としての持ち得る知識の範疇で思ったのは
「そうだな、遺族が依頼することで病院も死因解明の為に解剖することもできるな」
「でもそれは一連の流れで思案し納得されての今だから、改めて掘り返すような事
を言って、傷口に塩を塗るような事にならなければいいな」とか。
正しい事と、気持ちの面で配慮が必要な事。口にはできませんでした。
またある時は、ドラマさながらに
自宅にて、葬儀二の次、相続の話で揉めに揉めて、中々打ち合わせに進めず。
とかもありました。
当然「故人様聞いてると思うなあ」とか
「そんなに険悪になるほどの人生を遺族方は送ってきたのだろうか」とか
「あ、その遺産は相続税がこうで。貴方には遺留分がこれだけ認められるのが基本ですし、
相続放棄の手続きも早急に必要なこともあり得ますね」とか思ったり。