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渋沢栄一の共存共栄  ~葬儀社社員日記~

例えばあるA社が無理な価格下げをしてB社のシェアを奪ったとしましょう。
B社はこれに対抗して価格下げをしたら利益が出なくなりますし
A社はシェアを奪えたとしても価格を下げて無理をしているので
その瞬間はいいですが長い目で見ると後々きついことになってきます。
要するに、価格競争の先に待っているのは両社の共倒れです。
あと例えばB社の商品や社風が好きなお客さんを
値下げによってA社が無理やり奪ったとしても、
果たして誰かが幸せになっているでしょうか?
相手に勝つためだけの行動は、自分の魅力を見失うこともあります。
そもそも社会にはいろんな会社があるからこそ
多種多様な個性が生まれて様々なニーズを満たすことができます。
その業界のある一社だけが一人勝ちしても、社会としてはロクなことがありません。
そうではなく、お互いを活かしあうのが経済全体としては繁栄します。
渋沢栄一も競争は潰し合いではなく、
「競争するなら自己開発をしなさい」と言っています。

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蜷川 顕太郎

蜷川 顕太郎

最後の刻も故人様らしく迎えられるように全身全霊を尽くします。

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