名古屋の葬儀担当者の触れた物語 23

西田葬儀社の浅井です。

先日、お手伝いさせていただいたお葬式の話。

私達葬儀担当者がいかに力を発揮するかは、
どれだけお客様に信頼していただけるか、に起因すると思います。
なので私なんかは特にお迎えに上がって初っ端から、いかにして
信用していただけるかを念頭に置きます。

不安な状況でなにをしたらいいかわからず、困惑している非日常の状況で
いきなり現れた、見方を変えれば胡散臭いおっさん。葬儀社とはそういう第一印象
であるということも一面否めません。

味方であること。
心配していること。
踏み込みすぎず、適切な距離感を保ち、適格なアドバイスを提示する。
事務的にならず、時に葬儀社員ではなく、人として接する事も不可欠です。
一辺倒ではなく、もちろん、ご遺族に合わせた接し方を考えることも重要。

何気ないことばかりですが、思い返して挙げてみても限りなどないと思います。

で、冒頭のご遺族様。
小数名の家族葬で、本当に色々な事を聞いていただけました。
あそこに飾られているものは?
最近他の葬儀に参列したのだけど、その時との違いは?等々。
ご質問にお答えできたことを嬉しく思います。

弊社の葬儀担当者は歴史に裏付けられた経験と知識を継承し、初めて現場に出させていただきます。
よそではそこまで教えてくれなかったよ。と焼香作法や、数珠の持ち方に至るまで、
お言葉いただけることがその歴史の賜物かと思います。

それでもまだまだ日々之精進。勉強に終わりはなく、
いまだ発見の毎日です。

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