名古屋の葬儀担当者の触れた物語 16

西田葬儀社の浅井です。

先週に引き続いて、コロナの事。
感染拡大が留まる所をしらず勢いを増しています。
発令された緊急事態宣言。今一度危機感を持たねばと気持ちを引き締めます。
手洗いうがいはもちろん、距離を保ち、静かに過ごす。当たり前の事を、
身近にできることから始め、そして続けましょう。

不安を煽るわけではありませんが、先日愛知県の感染者数が350人を越えました。
この数、もちろん多いのですがいろんな角度から見るべきだと思います。
憶測の範疇も越えませんが、なにしろ注意喚起に本質をみてくださいm(__)m
350人。これは昨年4月に発令された日本全国の、一日の感染者数と概ね一緒なんですね。
当時の日本全体の感染数を一県で担ってしまっています。
もちろん、東京や他にはさらに多い地域もありますが、比べるのではなく
自らの身に関することに置き換えるべきだと思います。

発令当時の四月、愛知県の感染者数は約20名ほどでした。
おおよそ9か月で約17倍の増加ということになります。
漫然と九か月が経過すればさらに17倍になる可能性もあるわけです。
もちろん医療従事者各位の努力や、一人ひとりの小さな努力や我慢で最小限に抑えられることを望みますが、
今年の九月には一日あたりの感染者数が約6,000人に及ぶことになります。
愛知県の人口は約750万人。10日も経過すれば100人に一人は感染している計算になります。
その百分の一は大切な家族かもしれませんし、隣で働いている同僚かもしれません。

大げさな話かもしれませんし、乱暴な計算のもとですが
医療関係者の方々が警鐘を鳴らすのはこういうことなのだと思います。

  • B!