皆さんこんにちは。西田葬儀社の蜷川です。
今日の話は考え方について。
日常で生活している中で皆さんもいろんなことを考えると思います。
その中には楽しいことや希望、それか悩みや不安などもきっとありますが
考えるという行為は、とてもエネルギーを使うそうです。
自分が持っているエネルギーは有限ですから
無駄に大量に消費するよりも、できるなら節約して使っていきたいですよね。
それではどうすればよいのでしょうか?
まず大切なことは、それは考えれば自分で解決できることなのか、
いくら考えても自分では解決できないものなのかを見極めることです。
大自然の脅威や、社会の大きな流れ、例えば今のコロナウイルスについても
問題が大きすぎて、人一人が考えたところで何も影響しないレベルです。
考えても変わらないものは、一切考えないようにすることが大切です。
でも、じゃあ考えません!ってバッサリ切り替えるのも難しいですよね。
しかも、どうにもならないことを手放すときに使える言葉が
正直日本語にはあまり良いのがないのが印象です。
英語には「God only knows(神のみぞ知る)」という便利な言葉があります。
自分という一人の人間が分からないことは、神様しか知らないし神様にお任せしておけばいいということです。
この言葉だと神様が自分の範囲外も管理してくれているような気がして
なんだかちょっと安心しますよね。
日本語だと「なるようになる」という言葉がありますが、
ちょっと諦めというか、どうにでもなれというなげやりな印象があり、少し不安が残ります。
仏教では「南無〇〇」という言葉が、God only knowsに近くていいなと思います。
例えば南無阿弥陀仏だったら、阿弥陀様に全部お任せしますので!という宣言のようなもので
自分が考えても分からないことが、なんだか良い方向に進んで行きそうで安心できます。
あともう一つ大事なのが、「決断をすること」はものすごく疲れる行為だそうです。
決断をするときは、様々な選択肢からめいっぱい悩んで決断します。
選択肢には、絶対的な正解があるわけではないので、
悩もうと思えば永遠に悩み続けられるわけです。
さらに決断した後も、「この選択肢で良かったのか?」という悩みがずっと付きまとってきます。
「決断疲れ」をしないために有効なのは、自分の行動は先取りで決めておくことだそうです。
こういう状況になったらこうする!と自分をプログラミングしてしまうと、
いちいち悩む必要がなくなります。
本当に考えるべき場面は考えますが
日常では結構、どちらでもよいことで溢れています。
お昼ご飯をラーメンにしようがサンドイッチにしようが人生はそんなに変わらないのに
悩んだり決断するときのエネルギーは大量に消費します。
また、日々の連続で大体人間は同じような行動をしているのに
それに毎回毎回決断していては、最適な解を導き出すのも難しく、決断も回数を重ねれば間違えやすくなります。
それよりかは、パターンを見つけた方が当たる確率が格段に上がります。
例えば「決断疲れ」しないために、
Facebookの創設者のマーク・ザッカーバーグという人は
いっつも同じグレーのTシャツを着ていることが有名です。
大企業の命運を担う決断を毎回しなければいけないような人が、
毎朝服を選ぶという決断疲れをしてエネルギーを浪費するわけにはいかないということです。
…というわけでまとめますと、今日の話は
①悩むことを悩まないことを選別する、②悩まないことは自分より大きなる存在にお任せ、
③決断疲れをしない、④自分の行動をプログラミングする
でした。
皆様もよろしければ実践してみてください。
お得な考え方と決断疲れ ~葬儀社社員日記~