西田葬儀社の浅井です。
少年は勇者に憧れます。
中二病の葬儀社員もそうだったかもしれません。
ゲームを、RPGといわれるゲームをしたことがある方はご存知だと思いますが、
昔は(今も?)魔王と闘い世界を救うのはいつも勇者でした。
勇者。考えてみれば不思議な肩書です。勇気ある者。
戦士や魔法使いはスキルや特技に合わせてその恰好も風合いがあるものですが、勇者。
勇気があるかどうかなんて、見た目でわかるものではありませんし、そもそも勇気なんてものは
誰しもが大なり小なりもっているものです。
そしてその勇気はここ平和な日本ではそんなに使うことはありません。
魔王もいなければ、スライムも現れません。せいぜいダンゴムシくらいです。
といっても。勇気がなくても問題なしかというとそうでもなく。
難関というものはたやすく覚悟の前に立ちはだかりやがるものです。
急にきます。
え、今なの?
前もって準備できる時もあれば、たいがい急にきます。
結婚や離婚について。
仕事や運動について。
多くは、そうですね人間関係について、その量を、大きさを試されます。
髭を蓄えて老人が言いそうです「汝の勇気を示せ」
合理的な回答や、誰もが納得する知恵。
もちろん必要です。ですが、試されるのは決断力でもなく勇気。
上司になにか物申すときも。
怖い奥さんになにかを打ち明けるときも。
言ったら煙たがれる、だけどそれでも正しい事を放つ時必要なのは勇気です。
伊坂幸太郎先生の「PK」という小説に勇気が試される話がでてきたので、
脈絡もなくこんな話をするのは、あなたにもいつか勇気を試される時がくることを知ってほしかったりするからです。
それは明日かもしれませんし、一週間後かもしれません。
ちゃんと準備しておいてください「勇気」
名古屋の葬儀担当者の触れた何某9
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