名古屋の葬儀担当者の触れた何某8

西田葬儀社の浅井です。

私たちは、日々の暮らしの中で、何かを育てるとか、何かに育てられるということに
関わりをもちます。

親になれば、子供を育て、先輩になれば、後輩を育成したりします。
趣味で草木を栽培し、ゲームではキャラクターを育て、麻雀やポーカーでは
手役を育てます。

何かを育てるという事は、また、何かに育てられるということも、難しく
大変な事だと思います。

自分ではない人や物と、試行錯誤し、経験を伝え、思いが伝わらなければ、
我慢もしましょう。そして責任を負い、時に怒るのではなく叱り、相手の立場
になる事も忘れず、意見を聞き、なにより愛情を注がなければいけません。

育てる、という事は義務の時もあるし、望んで行う事もあります。
育てた人やものが評価を受けるときは、やはり嬉しいものですよね。
その苦労や、お互いの努力が大きければ大きいほど。

私が「育てる」という事に携わる時思う言葉で、こんな言葉があります。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて。ほめてやらねば、人は動かじ…」


この言葉には続きがありますが、この部分をよく思い浮かべます。

まずやってみせ、概要を示し、自分の力も教え、
言葉で聞かせ、輪郭をはっきりさせ、理解を量り、
とりあえずさせてみて、問題点を発見し、今後の方針を思い浮かべる。
そして、その中で、良いところを見つけ、褒めてあげなければ、
人は、そして、何かは育たないんじゃないかなと勝手に解釈をしています。

そして、ふと気づけば、そうやって育てられている自分は幸せなんだなと思います。

山本五十六さんという、時の海軍元帥大将です。
この言葉、わが社の総務部長も意識されているそうで、ご指導から確かに。と見受けます。

言葉の続きですか?
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
ほんと、その通り。

  • B!