西田葬儀社の浅井です。
岡本貴也という人が書いたとある本を、
数年前実家で読んでいる時期がありました。
父は言います。「おい、もう別れるんか?」
呼んでいた本のタイトルは「彼女との上手な別れ方」とあります。
タイトルを見てこんな風に思いませんでしたか?
よっぽど、悪い彼女とつきあってんのかな?
手順が1~10くらいまであってそれぞれタイプ別の悪女に
対応したマニュアルになってんのかな?
とか。
いえ、違います。物語は、
お金と女性のことしか頭にないザ・俗物、通称「ガジロウ」
が、ひょんなことから、幽霊と出会い、その願いを叶えるために
奔走する物語です。
ページも多くなくて読みやすく、軽いノリかと思いきや、
なんと最後は泣ける話でございます。
4、5年前に映画になり、先日レンタルしてきました。
主演は岡田将生さんと広末涼子さん。
映画はタイトルが変わり「想いのこし」となっています。
小説のタイトルの「彼女」が誰のことなのか知りたい方は浅井に声をかけるか、書店にいったとき思いだしてみてください。
少し前の本なのでブックオフとかにしかないかもしれませんな。
泣ける話。とありますが、然るべきときにちゃんと泣けるということも大切な事だと思います、仕事柄特に。
手前味噌な話になってしまいますし、宣伝でもないんですが、ウチの会社はちゃんと泣ける場所だなと思うときがあります。
以前他の葬儀社さんで葬儀した人の話で、担当者がどうの、とか、会館がどうした。とか
繊細な場にも関わらず、気がかりが他にできて悔いが残ったという話を聞きます。もちろんウチもそんな風に言われていないとは言えませんが、、
客観的に見て、施設的には気兼ねなく気持ちを伝えられるような設備になっているし、
肝心の担当者もそうだなと思います。
担当者も人間です。俗物であることもあり、お酒も嗜み、いさかいだってそりゃあります。
夜遊びもすれば、麻雀もするし、上司に怒られたりだってしますとも。
でもどんな担当者もいざお迎えにあがる時はまっすぐに心を向けているなと感じますし、
プライベートをおしてでもなにかをしてあげたい。と行動しているのをみているからです。
人生に一度、あるかないかの場面で、きがかりなく送れる場所を提供できる葬儀社というのも、少ないのかもしれません。
反面、他社で葬儀をされた方で担当者の方はよくしてくれたんですけどね。という話を聞くと、
ほら、やっぱり葬儀担当者はいい人が多いんじゃないか。と思えたりもします。
名古屋の葬儀担当者の触れた何某5
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