もしものときは突然訪れます。
そんなとき、通夜や葬儀の日程はどのように決められていくのでしょうか?
今回は葬儀の日程がどのように決定されるのか解説します。
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日時が決まる要因
葬儀の日程が決まる要因は大きく分けて3つあります。
①式場都合
希望の日程と時間に、式場が空いているかどうかです。
もし空いていなかった場合、他の式場で行う、安置室で空くまで待つ、一旦ご自宅にご安置して空いたら移動する、等の手段があります。
②火葬場都合
希望の時間帯に火葬場の予約が取れるかどうかです。
また友引の日は昔からの風習で葬儀を行わなかったり、火葬場自体が休みであることもあります。
②宗教者都合
宗教者がその日時に来られるかどうかです。
県外から宗教者を呼ぶ場合は日時を考慮する必要があります。
これら3つの条件が合ったときに、ご遺族都合を合わせて日程を決定します。
日程が延びる理由
友引の日には基本的に葬儀を行なわないため、友引を挟むと日程が延びます。
またご遺族が遠方から来る場合も日程が延びることがあります。
日程が延びた場合は式場の延泊料金や、お身体の処置のためのドライアイス追加料金などが加算されます。
通夜・葬儀の時間の決め方
通夜・葬儀の時間帯は名古屋を例に挙げると、通夜は基本的に18時開式です。
会社帰り等、参列の時間が遅れる人が多いと見込まれる場合、19時開式になることもあります。
葬儀の時間は午前10時開式、11時出棺が多いです。
午前中に葬儀が多い理由は葬儀が終わった後に式場に戻って来て、初七日法要や精進落とし(お斎)があり、ご自宅に中陰祭壇を設置する等の日程がまだあるためです。
午後開式の場合、全ての日程が終わるのがかなり遅い時間帯になってしまうこともあります。
まとめ
いかがでしたか?
葬儀の日時が決まるのには様々な要因があるので、全てを考慮した上できちんと計画する必要があります。
そのためにも事前相談などで予め見立てておくことが大切です。