宗派によって異なる焼香作法。
今回は禅宗の一つ、曹洞宗の作法を解説いたします。
動画でチェック!曹洞宗の焼香作法
①焼香回数は2回
②1回目はお香を額に掲げ上げてからくべ、2回目は額に掲げ上げずそのままくべる
②1回目はお香を額に掲げ上げてからくべ、2回目は額に掲げ上げずそのままくべる
主香は念じて、従香は念ぜず
②の少し特殊な作法は「主香は念じて、従香は念ぜず」といいます。
主香とは1回目の焼香のことで、従香とは2回目の焼香のことです。
一度目の主香では右手でお香をつまんだら額に掲げ上げて念じ、二度目の従香では額に掲げ上げず、そのままお香をくべます。
一度目と二度目で作法が違う所が、曹洞宗特有の方法です。
お香のつまみかた
焼香の際は右手3本の指(親指、人差し指、中指)でお香をつまみます。
ちなみにこの3本の指のことを浄指と言います。
額に掲げ上げる際は、右手でつまんたお香に対して左手を軽く添えると所作として美しくなります。
そして、お香の煙が立ち上りましたら合掌します。
数珠について
通常、数珠は左手の親指と人差し指の間で垂らして持ち、数珠に右手を通して合掌します。
しかし曹洞宗においては右手を数珠に通さず、そのまま手を合わせて合掌します。
まとめ
曹洞宗の焼香作法をまとめます。
①焼香回数は2回
②1回目はお香を額に掲げ上げてからくべ、2回目は額に掲げ上げずそのままくべる
③合掌する際には右手を数珠に通さない
②1回目はお香を額に掲げ上げてからくべ、2回目は額に掲げ上げずそのままくべる
③合掌する際には右手を数珠に通さない
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