お葬式のギモン

葬儀会館見学の時に見ておくべきチェックポイント10選

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葬儀を行う上で大切な葬儀会館選び。どのような点を気を付けてチェックすべきなのでしょうか。この記事では、会館見学の際にチェックすべきポイントについて、詳しく解説いたします。

会館全体で見るべきポイント

最初に、葬儀会館全体で見るべきポイントを解説します。

1.清潔感・落ち着きのある雰囲気

清潔感を感じられる会館は、遺族や参列者に落ち着きを与えます。故人への弔意を示す場所として、清潔感は欠かすことのできない大切な要素です。周辺環境や建物内が猥雑だと、遺族や参列者にとっても気持ちが落ち着かず、良い葬儀になりづらくなるでしょう。
 
清潔感が保たれているかをチェックするには、定期的な清掃が行われているか、 会場内のゴミ箱やトイレなどの共用部分が特に清潔に保たれているかを確認しましょう。また、親族控室の台所やシャワールームなどの水回り、手の行き届きにくい建物外や駐車場などの確認も大切です。

2.アクセスの良さ(自宅からの距離や駐車場)

葬儀会館を選ぶ際にアクセスの良さは非常に重要なポイントです。それには、以下の理由が考えられます。
 
まずアクセスが良い葬儀会館を選ぶことで、参列者の負担を軽減することができます。公共交通機関のアクセスが優れ、駐車場も広く整備されている会館であれば、遠方からの参列者もスムーズに会場に到着できるでしょう。
 
また、葬儀の規模によっては多数の参列者が集まります。その場合、 アクセスが悪い会館だと、混雑や渋滞が発生し、葬儀がスムーズに進まない可能性が生じます。前の章段で触れた「落ち着きのある葬儀」の実施が困難になる恐れがあるのです。
 
以上のように、アクセスが良い葬儀会館を選ぶことで、参列者の負担を軽減し、葬儀の進行をスムーズにできます。

3.葬儀の規模にあった大きさ

自分たちがどのような葬儀を希望しているかを、予め想定して会館見学に臨みましょう。
 
たとえば、家族葬を希望しているのに大きすぎる会館を選んでしまうと、いざお葬式に行うと淋しさや物足りなさを感じてしまう恐れがあります。
 
一方で、多数の参列者に来てもらう葬儀なのに小さな会館を選ぶと、会館の内外が混雑して、猥雑な雰囲気の中で葬儀を進行しなければならなくなります。
 
式場内の席数、控室や会食上の席数、駐車台数などを確認して、自分たちの葬儀の規模に見合った会館かどうかを見極めましょう。

4.バリアフリー

バリアフリーが完備されているかどうかも大切なチェックポイントです。
葬儀には、高齢者や障がい者、乳幼児連れの方々も参列します。 そのため、バリアフリーが整っている会館が望ましいでしょう。
 
バリアフリーが完備されている会館であれば、遺族や参列者の負担を軽減することができます。整備された階段やスロープ、段差のないフロアなど、バリアフリーの設備が整っていることで、足腰の悪い方や車いすの方も不安なく故人と向き合うことができるでしょう。
 
バリアフリー完備とは、以下のような設備が整っている施設のことです。
 
・手すりの完備された階段、ロビー、廊下など
・車いすでも移動できるスロープや段差のないフロア
・館内エレベーター
・車いす対応のトイレ
 
以上のように、バリアフリーが完備された葬儀会館であれば、誰もが安心して葬儀に参列できます。
 
なお、西田葬儀社では桜山斎場エニシアが一部バリアフリー、メモリアルハウス平子 桜花が完全バリアフリー対応会館となっております。

式場の見るべきポイント

次に、実際に通夜や葬儀といった式場内の見るべきポイントをお伝えいたします。

5.式場の広さと祭壇のバランス

葬儀式場の広さと祭壇のバランスが必要な理由は、式場の空間の使い方を適切に行うためです。式場が小さいと祭壇も小さくなり、式場が大きいと祭壇も大きくなるのが基本ですが、このバランスを崩すと、空間全体がおかしな印象を与えます。
祭壇と最前列席との間の距離は、約5メートルくらいが適切です。この中に、棺、僧侶が座る机やイス、焼香机などが配置されます。
 
また、祭壇の高さも参列者の視界に合わせて調整する必要があります。天井が高く、祭壇の頂点との間に差が開きすぎると、どことなく空間の隙間が目立ち、淋しい印象を抱いてしまいます。
 
式場の広さは参列者数から逆算して決めていきますが、同時に喪主や遺族が希望する祭壇のデザインや大きさというものもあるかと思います。葬儀社にそれぞれの希望を伝え、両者がバランスよく収まるためのアドバイスをもらい、葬儀プランを組んでもらいましょう。

6.座席の数

参列者数の人数に合わせて、座席が何席並ぶかを確認しておきます。また、この時に座席をどのくらいの間隔にしておくかも大切な事柄です。
座席間をゆったり配置することで、余裕を持って腰掛けられますし、最近では新型コロナウイルスによる三密防止にも気を配らなければなりません。
 
たとえば、「座席数20席」という表示を見て、それを鵜呑みにしてしたものの、いざ椅子を並べた時にものすごく窮屈だったという声を耳にすることもあります。
予想される参列者数、それに伴う座席数、座席の間隔などを考慮して葬儀会館を選びましょう。

控室の見るべきポイント

(画像は桜山斎場エニシアの控室)
 
通夜と葬儀の2日間、遺族や親族や葬儀会館で過ごします。だからこそ、控室の快適さがそのまま葬儀の満足度につながります。

7.和室か洋室か

葬儀会館によって、和室と洋室の両方があります。
 
バリアフリーに対応した会館の場合、洋室の方が多いでしょう。靴を脱ぐだけで済み、室内は椅子に座って過ごせます。もしも畳の部屋だと、正座やあくらなどの姿勢をとらなければならなくなるでしょう。
 
また、洋室の遺族控室は、広々とした空間設計がなされている傾向にあり、故人との最後の時間を落ち着いた雰囲気の中で過ごすことができます。 ゆったりとしたソファーやチェアーがあり、リラックスできるのが何よりのメリットです。

8.洗面所やシャワーは完備しているか?

(画像は桜山斎場エニシアのバスルーム)
 
一晩を過ごす場所ですから、洗面所やシャワールームは必須です。また、清潔に保たれているかどうかも確認しましょう。

9.着替えができる別間があるか

控室の中に複数の部屋があり、そのうちの一室は着替えができるかどうかも、確認しておきましょう。もしも和服を着るのであれば、喪服を広げられるだけの広さがあるかどうかもチェックします。

葬儀社スタッフの見るべきポイント

ここまで会館見学で見るべきポイントをまとめましたが、最後はなんといっても見学の対応をしてくれる葬儀社スタッフが、頼れる人かどうかです。建物だけでなく、その中で葬儀を支えて進行してくれる人についても見極めましょう。
 
・清潔感のある身なりをしてるか
・こちらの質問に分かりやすく答えてくれるか
・好感を持て、信頼できそうか
 
このように、第一印象が好意的であり、かつ気に入った葬儀会館であれば、実際に葬儀の相談をし、葬儀プランを検討してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。名古屋で葬儀会館を検討している方は、どうぞお気軽に西田葬儀社にご相談ください。
わが家のようにあたたかみのあるセレモニーハウスや、大人数を収容できる葬儀会館まで、お客様のご希望の葬儀に合わせて幅広くご案内いたします。

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  • この記事を書いた人
蜷川 顕太郎

蜷川 顕太郎

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