お葬式のギモン

会員制度と互助会の違い。それぞれのメリットとデメリット

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いつやって来るか分からないお葬式。事前に葬儀社を決めておくことで、万が一のことが起きた時も、「頼りになる葬儀社がそばにいてくれる」という安心感を得られます。さらに会員制度に入会することでさまざまな特典を受けられ、お得にお葬式を行うことができます。葬儀社の会員制度には、葬儀社が独自に設けた会員制度と、互助会制度というものがあります。会員を募って入会を促すという点では同じですが、その内容は大きく異なります。この記事では、葬儀社の会員制度と互助会制度の違いについて詳しく解説して参ります。

互助会制度とは

お葬式には多額の費用がかかります。さらに、いつ起きるか分からないため、急な出費に多くの人が困っているのが実情です。そんな中で、葬儀費用を事前に積み立てしておけるのが、互助会制度です。

互助会とは正式名称を「冠婚葬祭互助会」と呼びます。その名の通り、お葬式だけでなく、結婚式や法事など、冠婚葬祭のさまざまな行事で伴う費用を、毎月一定金額を積み立てられます。

互助会は許認可制事業
互助会制度は、国に認めてもらった企業でしか運営できません。もともと互助会とは、会員同士が「お互いに助けあう」目的で始まった制度です。終戦直後の貧困の中で、会員みんなでお金を出し合って、結婚式や葬儀に必要なものを購入して共同利用したのが互助会の始まりです。
しかし、日本が経済復興を遂げて社会が豊かになるにつれて、互助会制度の営利化が進んだことから、1973年以降は経済産業省(当時は通商産業省)の許可事業となりました。現在では、葬儀の施行件数の約4割が互助会制度によるもので、全国の互助会の会員件数は2,300万件以上、会員による掛け金によって集まった前受金は2兆4,000億円を超える規模といわれています。

互助会の仕組み
互助会の会員になると、毎月決まった金額を積み立てて行きます。具体的なプランは互助会によって異なりますが、多くの場合はひと月の掛け金が1千円から5千円ほどで、期間は5年から10年です。たとえば、毎月3千円の掛け金を5年(60か月)続けるプランの場合、満額の18万円を葬儀費用に充当できるということになります。

互助会制度のメリットとデメリット

互助会制度にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

互助会制度のメリット
互助会制度のメリットは次の通りです。

▶葬儀費用を部分的に事前準備できる
葬儀費用は高額であることに加え、急に用意しなければなりません。掛け金の満額だけでは費用全体をまかなうことはできませんが、たとえ一部であっても、数十万円を事前に準備しておくことは、いざという時の大きな支えとなります。

▶会員特典を受けられる
互助会の会員になることで、さまざまな特典を受けられます。葬儀や婚礼のプランの減額や、オプションプランの追加、さらには飲食、旅行、レジャーなど、冠婚葬祭以外のさまざまな業種の提携店でも優待特典を設けています。

▶家族全員が利用できる
会員としてのサービスを受けられるのは、申込者本人だけでなく、家族全員です。積み立てた費用を子ども結婚式や七五三の貸衣装などにも利用できます。

▶会館設備が充実
互助会は会員による事前の掛け金によって運営されているため、他の葬儀社に比べて資本力にすぐれている傾向にあります。そのため、立派な会館を保有していることが多く、満足のいく葬儀を行えます。

互助会制度のデメリット
一方で、互助会制度には次のようなデメリットがあります。

▶積立金だけで葬儀費用をまかなえない
繰り返し強調しますが、積立金の満額だけでは葬儀を行えません。仮に満額15万円のプランに加入していても、家族葬を行うだけでも平均で100万円近くの費用がかかると言われていますから、総額には遠く及びません。契約の際に「満額で葬儀費用がすべて賄える」と思い込んでしまったことから、あとからトラブルになる事例が多く発生しています。

▶プランが限定されている
互助会が設定する葬儀プランは、その内容が限定されていることに加えて、全体的に高価なプランが多いようです。たとえば、「掛け金の満額15万円で20万円の直葬に充当しよう」というわけにはいかず、100万円を超えるような、葬儀社側が設定したプランの葬儀をしなければなりません。

▶お金の使い道が限定される
互助会に積み立てたお金は、その互助会での冠婚葬祭にしか使えません。事前の積み立ては何も互助会でなくても、金融機関の定期預金や、自身で貯金をしておくなどの方法もあります。また、少額短期保険制度を活用した「葬儀保険」を活用することで、施行葬儀社に関係なく、葬儀に対して保険金を得られます。

▶倒産の恐れがある
互助会も民間企業ですから、経営がうまくいかないことによる倒産の恐れがあります。互助会制度では、万が一のことが起きた時に、掛け金の半額しか返還されません。

葬儀社の会員制度とは

互助会は経済産業省の許可事業のことですが、これに対して互助会系でない多くの葬儀社が、独自の会員制度を設けています。互助会のように、毎月会員から掛金を徴収するには国から許可を得なければなりませんが、葬儀社による会員制度は、はじめに入会金を支払うだけでさまざまな特典を受けられます。入会金は葬儀社によってさまざまですが、1万円というところが多いようです。またほとんどの葬儀社が、掛け金、年会費、更新料などを不要としています。

会員制度のメリット

会員制度に入会することで、利用者にもたくさんのメリットがもたらされます。

▶会員特典が受けられる
はじめに入会金を支払っておくだけで、いざ葬儀を実施する時にさまざまな特典を受けられます。具体的には、葬儀プランの割引、仏壇仏具の割引、提携店での優待制度の利用などがあります。

▶事前に葬儀の相談ができる
入会にあわせて、葬儀に関するさまざまな相談ができます。もしもの時に必要なこと、葬儀の流れ、費用についてなど、分からないことを何度でも質問できるので、いざという時にあわてることなく、落ち着いて葬儀に臨めます。葬儀社によっては特定の担当者がついてくれることもあり、信頼関係も築きやすく、安心して葬儀を任せられます。

▶葬儀時の打合せがスムーズに進む
会員制度に入会しておくことで、葬儀社側でも申込者の情報、葬儀に対する希望などを把握できます。ご逝去後に行わなければならない打合せもスムーズに進むため、落ち着いて故人と向き合うことができるでしょう。

西田葬儀社の会員制度「さくらメイト」がおススメ!

名古屋市にお住まいの方は、西田葬儀社の会員制度「さくらメイト」がおすすめです。事前に入会しておくことで、もしもの時に葬儀費用を会員価格にてご利用いただけます。入会金は1万円で、その後のお支払い(月々の掛け金・更新料など)は一切不要です。

西田葬儀社の「さくらメイト」に入会することで、次のようなお得な特典を受けられます。

●葬儀費用が10~20%割引
●会員本人だけでなく、三親等の親族までに利用可能
●弊社開催の各種イベント・バスツアーでご優待
●提携店約110店舗で様々な割引・特典
●イベントで開催される人形供養が無料に
●互助会から移籍の場合、解約手数料を弊社が負担! 
※プランにより異なります。
●再入会不要!  会員資格はご家族の方に引き継ぎ可能

ご興味のある方は、まずはお気軽に西田葬儀社までご相談下さい。毎月の掛け金に縛られることなく、はじめの入会金だけで互助会並みの特典を受けられます。また、互助会にはない自由度から、あなたが希望するお葬式が実現できるはずです。

入って安心!さくらメイト

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  • この記事を書いた人
蜷川 顕太郎

蜷川 顕太郎

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