皆様こんにちは。西田葬儀社の蜷川です。
本日はカルチャークラブの話をしたいと思います。
カルチャークラブと言っても、西田葬儀社で行っている「友引カルチャークラブ」とは別の
イギリスのポップバンドのカルチャー・クラブです。
親日家で知られるこのバンドは、よくミュージックビデオに日本のものが登場したり
歌詞に日本語が出てきたりします。
世界的に人気のあるバンドですが、日本でも1983年に「カーマ カメレオン」という曲が大ヒットしました。
またカルチャー・クラブは日本好きだけでなく、日本にゆかりの深い仏教とも大いに関係があります。
「カーマ カメレオン」というタイトルの"カーマ"とは、一般的に女性の名前を示しますが
仏教における「カルマ(業・因果)」という言葉にも掛けています。
歌詞に何度も出てくる
You come and go (君は行ったり来たり)
というフレーズや、まるでカメレオンのように赤や金色や緑に色がコロコロ変わる描写が
仏教の"諸行無常"の概念が少し感じられるかなとも思いました。
この曲のミュージックビデオでは、船の上で他人の物をたくさん盗む泥棒が登場します。
ボーカルのボーイ・ジョージは歌いながらも、その泥棒が盗む瞬間は必ずチラッと見ています。
そして最後には犯行がバレてしまい、泥棒が船から落とされてしまうというシーンがあります。
こういう描写の中にも、仏様は必ず人の行いを見ており、
その行いにはそれ相応の報いがあるという、仏教の因果応報の概念も表現しているのかと思いました。
カーマ カメレオン ~葬儀社社員日記~